最近観たアニメの映画で、僕が特に好きなのが「KUBO」
なのですが、本日観たこの映画も共通する良さがたくさんあり、
忘れがたい作品となりました。
自分が二十歳前後の頃、今から20年以上前なのですが(!)、
慣れ親しんだ「ドラゴンクエストⅤ」を描いた作品で、
ものすごく懐かしかったです。
また内容も良かったです。アニメ技術は勿論のこと、
筋書きも、しっかり描くところは描き、大きな時間軸の部分は
流れるように美しい、絵画のつなぎ方をしています。
難しい言い方をしてしまいましたが、要はくどくないという事。
その行間の部分を観る側が埋めるのも楽しい。(^ ^)♩
特に、作品の鍵になる二人の女性、ビアンカとフローラがしっかり描かれていて、
ゲームでも実に悩ましかった「伴侶選び」の様子を丁寧に綴っています。
表情の描き方が実に繊細で可愛くて、これは「KUBO」や「アナ雪」も同じですが、
これぞ現代アニメ!と思わせる見事さです。
また、終盤に現代作品らしいひとひねり(ウィルスの話)がされていて、
ここは評価が分かれるかもしれませんが・・、
僕は、中世と現代がつながる感じがして、いいなと思いました。
そういえば僕は、事前に声を当てている人を知らないまま観終えて、
エンドクレジットで見たら、あれま、有名な俳優さん達ばかりではないですか。
それも、結構僕が好きな俳優さんばかり。
そんな余韻にも浸れました!
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