京城スキャンダル

2011年6月29日

序盤を引っ張るのはハン・ジミンと
カン・ジファンのカップル。そして後半は
影の主役リュ・ジンとハン・ゴウンが
大きく輝きだす!それぞれの個性が抜群

チョゴリにチマのお堅い女性と京城一の色男とが恋に落ちる!。最強の革命戦術、それは恋愛!! 。
祖国解放に命をかける独立の闘士たちのお話。コメディ要素も多分にあり、面白くて、かつシリアスな作りです。
1930年代の京城(今のソウル)が舞台。この時代は日本軍が半島を占領している時代です(1910~1945年ですね)。
日本人は悪者に描かれるのかなあ、と思って観ていると、悪い人物もいますが普通の人たちもいる。良心的な描き方でした。少しほっとしたり。
このドラマに出演した主役級4人、皆さん抜群の個性を活かされています。現在もスターとして活躍中の方ばかり。
美人だが昔かたぎで堅物の女性役ハン・ジミン。当時のスーパーモデルとおぼしき妓生役のハン・ゴウン。取り巻くのは京城一の色男役カン・ジファンと謎の捜査官のリュ・ジン。ひとりひとりの個性が際立って素晴らしい!ハン・ゴウンとリュ・ジンの終盤の輝き方は並外れて素敵なので、注目ですよ!
テンポが良くてメリハリがあって、話の内容も良い、おすすめドラマです。
(ハン・ジミンハン・ゴウン、Personへ)

タイトル
京城スキャンダル Scandal in Old Seoul
キャスト
ソヌ・ワン・・・・・カン・ジファン
ナ・ヨギョン・・・・・・ハン・ジミン
イ・スヒョン・・・・リュ・ジン
チャ・ソンジュ・・・・・・ハン・ゴウン
キム・タック(「月刊ちらし」編集長)・・・・・・カン・ナムギル
シン・セギ(「月刊ちらし」記者)・・・ホ・ジョンミン
ワンゴル(「月刊ちらし」記者)・・・コ・ミョンファン
チェ・ハギ(ヨギョンの母)・・・イ・ギョンジン
カン・イノ(ヨギョンの教え子)・・・アン・ヨンジュン
イ・ガング(チョンノ署巡査部長) ・・・ユン・ギウォン
上田守(朝鮮総督府保安課長)・・・アン・ソクファン
山下コウジ(総督府勤務)・・・チェ・フィリップ
上田幸子(守の妻)・・・・・・キム・ヘオク
ソ・ヨンナン(「ミョンビン館」芸妓)・・・パク・ハソン
チュ・グンドク(「ミョンビン館」支配人)・・・チャン・テソン
ソヌ・クァン(ワンの父)・・・ユン・ジュサン
ホ・ヨンファ(ワン継母)・・・ユン・イェヒ
ソヌ・ミン(ワンの兄)・・・オ・スンユン
演出
ハン・ジュンソ
脚本
チン・スワン
製作
2007年 韓国 KBS
上映時間
全16話
韓国初回放送期間
2007年6月6日〜8月1日
放送時間帯
水・木夜9時50分

1つ星2つ星3つ星4つ星5つ星 (まだ評価されていません)
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ありがとうございます
シリアスな人情物語に、田舎の村の のどかな雰囲気。個性派で演技力のある 俳優陣が奏でるハーモニーの良さ! 偏見という影のテーマも存在します。 HIVに感染してしまった女の子ボムを軸に進んでゆきます。島の独特の和やかさ、穏やかな自然、雰囲気は観ているだけでも、良い感じ。 先ほどの(ボムのことです)影の要素が序盤からしっかり存在し、それが緊張感を生み出しています。認知症の祖父もいたりします。そして、そんな現実を吹き飛ばすくらい明るく前向きに生活している母子と、助け合う人々の物語。幼い子供の心を傷つけまいとする心遣いがぐっとくる。 メインのお2人に注目させて頂きます。 コン・ヒョジン。表情豊かで実に面白い女優さん。子役が良い演技をしている場合、共演者の力量によるところが多いのですが、この方も、ボム役の子の良さを巧く引き出しています。 チャン・ヒョク。にじみ出る優しさ、人の良さを感じさせつつ、男性的な真直ぐさも表現できる方ですね。私は「推奴」でファンになったのですが、両班時と推奴師時のあの違い、そしてどちらにも流れる男の優しさ、素晴らしいと思いました。 このお二人、「火山高」という映画にも出てましたね。別シーンでしたけども。 (コン・ヒョジン、チャン・ヒョクはPersonへ)
がんばれ!クムスン
カン・ジファンは第11話で少し登場した後本格登場は第15話から! それまでを支えるのは善徳女王でピダム役のキム・ナムギル。 既に紹介した「美しいあなた」が落ち着いた大人達のドラマなら、こちらはなりふりなんて構わない、って感じの女性を中心にした、コメディ要素をうまく活かしたドラマ。 実はハン・ヘジンは前年「あなたは星」で純粋な耐忍ぶ女性を演じていました。ここではその反対の、言いたい事は言わせてもらう的な、活発な女性を、楽しそうに演じています。 そしてこのドラマで大いに注目されるのが何といってもカン・ジファンです。申し分ないサポートぶりで、例えて言うなら「ローマの休日」のグレゴリー・ペックのよう。それまで「ラストダンスは私と一緒に」などで端役をきっちりこなしていました。堅実な歩みです。 このドラマも出演者が実力者ぞろい。「大長今(チャングムの誓い)」でハンサングン役のヤン・ミギョン、同年にやはり40%越えドラマだった「私の名前はキム・サムスン」にも出ている気品あるお母様キム・ジャオク、「善徳女王」でピダム役のキム・ナムギル(当時の名はイ・ハンでした)など、 その中で是非とも注目して欲しい方が、パク・イナン(パク・インファン表記もありますね)。素晴らしい名優です。近年は映画にも多く出演しています。 (カン・ジファン、パク・イナン(パク・インファン)、Personへ)

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