‘Review’ カテゴリーのアーカイブ

2011年5月25日 水曜日

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まさに権力闘争に明け暮れる王室の内幕を
描くドラマ。捏造、冤罪、そして拷問による
自白がまかりとおってしまうって、どうなの?
しかしながら淡々と語られてゆく手法、そして
俳優さんの演技は文句なく素晴らしい。

「薯童謡」「朱蒙」などとは対照的に、民衆心理の描写などほとんどない。捏造、冤罪、そして拷問による自白、これらが正当化されてしまう展開。これらがもし事実(歴史書からの引用が良く出てきます)だとしても、私は見ていてあまり良い気分にはなりませんでした。
現在の韓国歴史劇はこういう力押し、勝てば官軍的傾向は少ない。やはり、悪事を働いた者には相応の結末が用意されるべきだと思う。
製作は1998~2000年で、この時期の韓国の製作側の姿勢というか作り方の風潮がうかがえます。良い悪いと言うよりは、そういう時代だったのだなと思います。

ただ、Reviewにあげるからには、好きだ、と思えたところがたくさんあるわけで。落ち着いた雰囲気で淡々と綴られてゆく手法は、魅力があります。それから俳優さんの演技は本当に素晴らしいので、是非注目下さい!序盤はイム・ドンジン、チョン・テウに引き込まれ、後半の主役はチェ・シラさん。
(イム・ドンジンチェ・シラはPersonへ)
このドラマの後半部分を描いているのが「王と私」。題名も似ていますね。

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2011年5月24日 火曜日

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トンマンvs.ミシル。奇しくも、演じた二人が
二人とも結婚して一度芸能界から引退し、
見事復帰した女優さん。イ・ヨウォンと
コ・ヒョンジョンの強い女っぷりにも注目です!

2009年年間平均視聴率1位だったのがこの「善徳女王」(35.42%)。数字は目安でしかありませんが、62話も観る側を魅了しつづけたという証。もっというと朱蒙(81話)や大長今(54話)はやはり凄いです。(平均視聴率 朱蒙2006~7年40.98%、大長今2004年41.72%、ホジュン(64話)2000年は歴代1位で47.1%)

この物語の人気の秘訣は、ミシルとトンマンの両雄(雄?)が、身を切るような空気を醸し出しながら展開する知略戦にあります。囲碁や将棋のようです。視聴者からすれば悪サイドであるミシルでさえ、武力に訴えるような強引な手段はなるべく避け、相手側の力を奪い追い詰めて行く手法をとります。まさに孫子の戦わずして勝つ「不戦而屈人之兵、善之善者也」を実践しています。ハラハラしながらも、観ていて気持ちが良いです。高尚です。粋です。

微妙でかなり難しい役ピダムのキム・ナムギルはこの年ブレイクしました。(現在兵役中です)
オム・テウンが演じたキムユシンは韓国史上の英雄のひとりで、伽耶(カヤ)国のひと。この国の昔を描いているのがチソン主演の「鉄の王キムスロ」ですね。
注目は女性2人。初回から終盤までの作品人気の立役者のコ・ヒョンジョン。タイトルロールの責任を立派に果たしたイ・ヨウォンも良い女優さん。年齢もキャリアも上のミシルさん相手に大健闘です。
(イ・ヨウォン、Personで)

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2011年5月23日 月曜日

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新羅と百済、敵対する国の相手と恋に落ちて
ドラマティックな逃避行の始まり・・
古代のお話でありながら、自分の意志で決断し
行動するソンファ姫はとても現代的。

1999年の「ホジュン」を皮切りに 「商道」、 「大長今(チャングムの誓い)」とMBCのドラマで素晴らしい演出を手がけてきたヒットメーカーイ・ビョンフンは、2005年にSBSで、百済時代の科学技術を巧みに織り込み、異国新羅の姫と百済の王とのラブロマンスを軸にした壮大なストーリーを描いた。

現在でも安定した活躍をする多数のスター俳優たちが、イ・ビョンフン演出に応えています。チョ・ヒョンジェ(最近兵役から復帰して新作ドラマ「49日」出演)、リュ・ジン(京城スキャンダル、千万回愛してますなど)、ク・ヘソン(王と私、19歳の純情など)。
とりわけ推したいのは、このドラマの核になっていたソンファ姫とモンナス博士です。イ・ボヨンは既に取上げました。イ・チャンフン演ずる博士は、最初から最後までこの物語を引っ張ってくれています。ベテランらしい気配りで、現場でも尊敬を集めていたそうです。

とある記事によれば
~既存の史劇は王の存在を、権力争い、勝利過程で見せてきた。 このドラマでは 「偉くなりたくて」王になろうとするのではなく 「したいことがあって」王になろうとする人物の話、すなわち権力争いの勝利者としての王ではなく 「最高経営者としての王」~

王が民(たみ)目線を持つ流れは、製作陣は違えどこの後の「朱蒙」(2006)や「善徳女王」(2009)などにも通じてゆく気がします。
(イ・チャンフン、Personにて)
参照記事http://contents.innolife.net/listd.php?ai_id=7547最高経営者としての王

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2011年5月22日 日曜日

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内幕を描くものが多かった韓国時代劇にあって、この朱蒙は
外に向かってゆく躍動感があり、民衆目線もふんだんにあり、
斬新で、韓国時代劇の流れを変える画期的な作品
朱蒙とソソノの、切ない恋とも信頼とも呼べる関係が素敵

敵対する勢力にとらわれ、絶体絶命のソソノ。ここから序盤最高の見せ場へ・・。
これは第32話のことです。この回をご覧になると、ハン・ヘジンの瞬発的な演技力に気付くと思います、なんて言うか凄く、深い。この回から数話の間が大きなターニングポイントで、同時にこの物語のチュモンとソソノの関係性が集約されています。

このドラマの俳優さん素晴らしい方が多いのですが、その中から3人の方をpickup!ソン・イルグクさんは「神と呼ばれた男」が放送される頃に扱うとしてそれ以外の方に焦点を・・

テソを演じたキム・スンス、好青年役が似合う方なのに、ここまで嫌われ役に徹するとは。つらかっただろうなぁ。あっぱれです。
ソソノ役のハン・ヘジン。上記のキム・スンスとは「あなたは星」(2004)で相思相愛の役どころでしたね。
そしてチョン・グァンリョル。素晴らしい俳優さん。この微妙で複雑なクムワ王を、説得力ある人物に。

(キム・スンスハン・ヘジンチョン・グァンリョルはPersonにて)

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2011年5月14日 土曜日

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記憶を失うという空白期間が作り出したすれ違い。
はかないラブストーリーとともに、
優しく素敵なテーマ曲が耳に残ります。

「水花村の人々」「薯童謡」を観て以来イ・ボヨンのファンになり
チソンも最近良い俳優だな、と思っている次第。
このドラマでユジンさんが気になり、色々調べてみました。

S.E.Sというポップグループで一世を風靡していたそうですね。
現在はすっかり女優さんとして定着されています。
最新作は「製パン王キム・タック」。
昨年2010年の韓国で「怪しい三兄弟」「チュノ」などとともに高い視聴率を記録したドラマです。
清純派のイメージを払拭し悪女の役どころとか。

2年連続演技大賞を受賞したコ・ヒョンジョンもそうでしたが
息の長い活躍をする方は、こういう挑戦の時期があるようです。

今後もますます活躍してほしいですね!
(ユジンイ・ボヨンチソンコ・ヒョンジョンはPersonにて)

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